カテゴリー「映画ーな行」の12件の記事

『ニーチェの馬』 

タル・ベーラ監督『ニーチェの馬』の感想書くなんて無理だって思うけど、でもやっぱり、気持ちが熱いうちに書いておきたいので。

荒れ狂う風の中を荷馬車を引く馬、鞭打つ老人。それだけなのに、不穏でとても惹き付けられる冒頭から凄い予感の154分。

1889年トリノ。ニーチェは鞭打たれ疲弊した馬車馬を見つけると、駆け寄り卒倒した。そのまま精神は崩壊し、二度と正気に戻ることはなかった。
どこかの田舎の古い家。
疲れ果てた馬と、飼い主の農夫と、その娘。暴風が吹き荒れる6日間の物語。

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MD- Marguerite Duras 特集:映画作家マルグリット・デュラス

アテネ・フランセ文化センターで『MD- Marguerite Duras 特集:映画作家マルグリット・デュラス』。上映された9作品のうちの5作品を観ることができた。

特に、『インディア・ソング』と『ヴェネツィア時代の彼女の名前』を続けて観られたことが良かった。全く同じサウンド・トラック!ということにすぐ気づくことができたもの。チラシに書いてあったことを後から読んで知ったのだが。。字幕も同じだったら良かったのになぁ。

「オフの声」っていう発明が凄い。誰が話してるか分からないのって、物語の枠が曖昧になって語られてる時間や空間が宙に浮いて、映されてるものが夢とか残像のように思えてくる。そういうフワフワとした感覚にうっとりしながら観てた。

その感覚が最も強かった『ヴェネツィア時代の彼女の名前』には、クラクラとすっかりまいってしまった。次の上映作も観ようと思ってたけど、余韻に浸りたかったので家に帰ってしまったくらい。はぁ。脳内でインディア・ソングがずっと繰り返されてる。

声と演じる人が一致してないのって、人形浄瑠璃みたいだけどそれとは違う。だから、一瞬思い出したク・ナウカとも違うんだよなー。

以下、観た順番に。

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『ナヴァラサ』

インドのサード・ジェンダー事情を垣間見る。

13歳の少女シュエータは、両親が不在中に家を出た叔父ガウタムを追う。
ガウタムは、女として生きることを誓うため、南インドの村クーヴァガムで行なわれる祭りに向かったのだ。

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“アラブ映画祭2007”に行ってきた

ドイツ文化会館内にある赤坂・OAGホールで開催されていた、第3回国際交流基金“アラブ映画祭2007”に行ってきた。この会場は初めて。チラシの地図を見ながら歩いて、ちょっと不安になってきたところで到着。

今回の目玉は、“アラブのハリウッド”と呼ばれるエジプト映画の大回顧展!だそう。
新作上映の『バーブ・アジーズ』『古きサナアの新しき日』『長い旅』の3本を観るつもりで、前売りを3枚購入。余裕があれば“目玉”に手を出そうと思っていたのだけど、ダウンしてしまったので、予定変更。
結局、観ることができたのは、『長い旅』『ズズーにご用心』『カイロ中央駅』の3本だった。
前売り券が作品指定ではなく全作品共通だったので、振替えることができて助かった。

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『ナイロビの蜂』

Theconstantgardenerこれはまぎれもないラヴストーリィ。同時に、骨太なサスペンスでもあった。

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『寝ずの番』

Nezunobanお父さんお母さんも、子供から「おそ●って、何?」って聞かれたら、困るだろうから、PGでもないのだろうけど、 濡れ場はないのに、R-15!
“おそ●”だの“ち●ぽ”だの、いけない単語が目白押し。

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『ニュー・ワールド』

Newworldさざ波、川のせせらぎ、風のそよぎ、鳥のさえずり。自然が作り出す 音に心地よく包まれる。
川面に光が反射し、木々の葉が光に透け、草原が揺れる。自然が作り出す美しい情景に魅入られる。

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『ナイスの森 The First Contact』

Naisu_no_mori“ナイスの森”というのは、石井克人×三木俊一郎×ANIKIという監督3人組のユニット名。
豪華なキャストで、なんだか不思議な映画。

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『南極物語』

8below1983年に制作された日本版の『南極物語』にSuggestされてディズニーが作った映画。

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『ナイト・オブ・ザ・スカイ』

航空アクションものは、スピード感、臨場感、浮遊感が命。
フランス空軍を舞台にしたこの映画は、名機ミラージュ2000を使用して見事にそれらを実現している。

leschevaliersduciel国際的な陰謀を解明するべく、危険に立ち向かう主人公の冒険らしいけれど、はっきりいってストーリィは二の次。

監督は、『TAXi』で時速300キロのカーチェイスを映像化したジェラール・ピレス。
冒頭のドッグ・ファイトから、迫力満点。奪われたミラージュ2000と空軍パイロットとのミラージュ2000が3機入り乱れてのドッグ・ファイトに大興奮。
雲の上から海上まで縦横無尽の猛チェイス。
アルプス上空のロマンティックなランデヴー。
パリ上空のスペクタクル。
スカイ・アクションには大満足。

そして、もう一つ。主人公の敏腕パイロット、アントワーヌ・マルシェリ大尉を演じるブノワ・マジメルが、格好良い〜。
ヒゲは微妙だし、共演女優に比べて背も高くないけれど、コクピットにいる時のヘルメット姿も素敵だ。そして、空軍の制服がまたとってもよくお似合いなのだ。もう萌えるしかないでしょう。

フランス映画ならではのおしゃれ感もそこはかとなく漂って、そのせいなのかどうなのか、結局、陰謀って?という疑問もあり。それほど入り組んでいるわけではないけれど、動機の説明くらいはしてもよいのでは。
結局、真犯人は逃げてしまっているから、続編もありということなのかな。
ラヴシーンの省略のすごさには笑えた。

シネ フロントにて(公式サイト

監督:ジェラール・ピレス
出演:ブノワ・マジメル、クロヴィス・コルニアック、ジェラルディン・ペラス

LES CHEVALIERS DU CIEL  2005  フランス

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