カテゴリー「まとめ」の27件の記事

2012年3月まとめ

沈丁花の香りがしてると思ったら、桜も咲き始め。

3月もハイペースで映画を観ました。新橋演舞場と平成中村座にも行ったし、世田谷パブリックシアターや、水天宮ピットにも。久しぶりのマイケル・シェンカーにも感動。

吹き荒ぶ風が凄まじい映画、タル・ベーラ監督『ニーーチェの馬』はやっぱり凄かった。世界の終わりを体験した気分。観た後、口の中に土ぼこりが入ってる気がした。爆音で再見したい。

日仏で観たミア・ハンセン=ラヴ監督『あの夏の子供たち』も素晴らしかった。一昨年公開された時、なんとなく気後れしてるうちに上映が終わってて、やっと観られた作品。“突然の死”というテーマにはかなり心を抉られる覚悟が必要で、この映画もキリキリと心を痛めながら観てた。でも、生きるということ生き続けるということが、声高ではなく、でも確かに描かれていて、ジワジワと感動が押し寄せてくる。観て良かったとしみじみ。

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2012年2月まとめ

2月は、インフルエンザに感染してダウン。鑑賞予定がメチャクチャになってしまった。観ないうちに終わってしまった新作映画も多いので、二番館での上映に期待。
でも、けっこう名画座には通ってたりして。

中村雀右衛門丈が亡くなられたことは、とても悲しいニュースだった。私が歌舞伎にハマることができたのも、京屋の存在あればこそ。たくさん舞台を観ることができたことは、幸せな想い出。

とにかく、映画ばかり観ています。

もうダントツで、マルグリット・デュラス監督『ヴェネツィア時代の彼女の名前』に感動した。久しぶりに感想書いたし。裏表みたいな『インディア・ソング』も素晴らしかったし、観てたからこそ感動できたんだと思うけど、でもやっぱり『ヴェネツィア時代の彼女の名前』!

インフルエンザに感染してることに気づいてない状態で観たオタール・イオセリアーニ監督『群盗、第7章』も、フラフラしながら堪能した。グルジアの歴史を描く、思いの外ハードな内容にたじろぎつつ、心にしっかり刻みこむ。ルプシャンスキーの撮影にクラクラ。体調万全な状態で再見したい。

中平康監督『四季の愛欲』は、神保町シアターの<監督と女優とエロスの風景>特集で。あざといまでに発揮される監督の技術を意識しながらも、チョー面白かった。

1971年のモンテ・へルマン監督『断絶』。凄い疾走感なのに全然高揚しない虚無感に痺れた。観た後の寂寥感に打ちのめされたので、また観たいかというと躊躇しちゃう。けど、爆音でもっと大きいスクリーンで観たい作品。

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督『ブリスフリー・ユアーズ』。エロエロな映像。すっごいな。脳が開かれる気がした。

アラン・レネ監督『風にそよぐ草』。こんなに自由な映画って凄い。とってもヘンな映画。大好き。

やっと新作。マイク・ミルズ監督『人生はビギナーズ』。少し甘ったるいかもしれないけど、こうゆう甘さは大好き。俳優が皆良かったし、ジャック・ラッセル・テリアかわいかった。

ボリス・バルネット監督特集には通いたかったんだけど、インフルエンザだったりしてレイトは無理だった。やっと観られた『騎手物語』。爆走する馬に釘付け。牧歌的な雰囲気が素晴らしいソ連映画。

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2012年1月まとめ

1月中頃に風邪引いてズルズル治らないでいるうちに、2月に入ってインフルエンザ感染。今冬は寒いからかなぁ。熱下がったのに、咳っぽいのが治らないでずっと不調。
なので、新作観逃しそうで焦る今日この頃。

なにはともあれ、映画だ映画だ。

元旦に観たガス・ヴァン・サント監督『永遠の僕たち』がもの凄く良かったので、今年の映画運は大吉!な気分で幕開け。

昨年公開されてたデブラ・グラニック監督『ウィンターズ・ボーン』。17歳の女の子にこんな重たいものを背負わせていいのかよと思いながら、ヒロインが当たり前に自然に家族を守る姿をただただ見つめていた。ジェニファー・ローレンスは良いね。

成瀬巳喜男監督『生さぬ仲』は、サイレント映画をピアノ伴奏付きで。対照的な女優二人も素晴らしいけど、筋から想像してたものを遥かに超える驚きに満ちた映画だった。

けっこう機会はあったはずなんだけど、何かと観逃してた溝口健二監督『残菊物語』は、やっと観られて感動。フィルムは少々黒っぽかったけど、引きの長回しに感動。

午前十時の映画祭で観たジョン・フランケンハイマー監督『ブラック・サンデー』。いろいろ見所満載で面白かった。

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2011年6月まとめ

2011年を思い出すのも、やっと半分まで。

シネマヴェーラ“加藤泰傑作選”で何本か観て、一番好きなのは『沓掛時次郎 遊侠一匹』だった。錦之助!ラストの余韻までの全てが心に残る。

ずっと観たかったエレム・クリモフ監督『炎628』。やっぱりソ連映画好きだ。幻想的でもあり、生々しくもあり。

イメージフォーラム“クロード・シャブロル未公開傑作選”の三本はどれも素敵だったけど、『悪の華』の軽やかな不穏さにクラクラ。『甘い罠』のイザベル・ユペールにクラクラ。

女子高演劇部の清々しい情熱に胸熱くなった長崎俊一監督『少女たちの羅針盤』。芝居の場面も上手くて、予想以上に引き込まれた。ミステリ仕立てがジュブナイルっぽく感じる世代。。

“パン・ホーチョン、お前は誰だ?”で2本。『ドリーム・ホーム』も面白かったけど、『ビヨンド・アワ・ケン』は、その捩れ具合にグッときた。

もうすぐ劇場公開されるオタール・イオセリアーニ監督『汽車はふたたび故郷へ』。子供時代から青年時代へ繋がる後ろ姿。汽車。大好き。原題のCHANTRAPASを日本語で表すのは難しかったのかな。監督の素敵な歌声を聞くことができたし、幸せなトーク付き上映だった。

爆音映画祭で何本か。“ヘルツォーク傑作選”でも何本か。映画祭や特集上映や名画座とか、新作も観たいし。

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2011年5月まとめ

2012年になったのに、昨年5月のことを思い出してみる。

観た当時から時間が経ってるから忘れてることも多いし、生な感想とは違ってきてると思うけど、順番に並べてみる。
のが、大変だということに気づいたので、自分的カテゴリ分けしてみた。

でも、5月の一番は比較的簡単に決まり!マルコ・ベロッキオ監督『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』は、ロードショー公開前“一夜限りの爆音先行上映”の バウスシアターで体験。とにかく圧倒的な映画。傍目には不毛なイーダの闘い。誰のためでもない自分のための闘い。観終わった後、自分の内側から突き上げてくるような熱さがあって、あまりの高揚感に驚いた。これは、12月に再見したほど好き。

神保町シアターの“可憐な娘(ひと)たち”特集で鈴木英夫監督『その場所に女ありて』。これも、別の意味で心がザワザワした映画。昭和37年に、女が自立するということ。

“イメージフォーラム・フェスティバル2011”で観た王兵監督『名前のない男』とナサニエル・ドースキー監督の短篇4作も忘れられない映画。王兵監督にしか撮れないだろう強烈なドキュメンタリ。ずっとその光に包まれていたかったドースキー作品。この作品が全面に投影される真っ白い部屋に閉じ込められたいと思った。

いわずもがなの名作クロード・ルルーシュ監督『男と女』、ビリー・ワイルダー監督『サンセット大通り』は、“午前十時の映画祭”にて初見。

やっぱり山村聰の父は良いなぁ。成瀬巳喜男監督『山の音』。嫁は原節子。息子の上原謙の冷温なかんじといい、かなり衝撃的な映画だった。

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2011年読書記録

読書メーターに記録してたら、まとめてくれたので2011年の読書記録を。

読んだ本は22冊だった。少な−い。ちょこちょこ再読してる本もあるけど、そーいうのは記録してないし、漫画ももっとたくさん買ったし読んでるけど、今更書くのはメンドクサイ。

まだ読み終わってない武満徹エッセイ選―言葉の海へをずーっと3ヶ月くらい持ち歩いてた。面白いのになかなか頭に入ってくれないから何度も何度も同じ箇所を読み返すので、全然進まない。いろいろ刺激されてるから良いんだけどね。
エッセイって、早く読めない体質なのかも?

2012年の目標:

もっとたくさん本を読む!

以下、書影付き記録。

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2011年4月まとめ

2012年になったのに、昨年4月のことを思い出してみる。

観た当時から時間が経ってるから忘れてることも多いし、生な感想とは違ってきてると思うけど、順番に並べてみる。

でも、もう何を基準に並べたらいいのかどんどん分からなくなってきて混乱。思い出すとどの作品も面白かったんだもの。よく覚えてるのから上位に並べる。

観終わった後ズッシリ重いけど、宗教との関わり方について考えてたことを更に深めてくれた『神々と男たち』。カロリーヌ・シャンプティエの撮影も素晴らしい。

撮影といえば、成島東一郎を意識した『ろくでなし』。吉田喜重監督デビュー作!『夜の片鱗』も『秋津温泉』も 成島東一郎撮影。

3月に引き続き山村聰にグッときた『杏っ子』。自転車に乗る香川京子が美しくて、うっとりしたし。正し過ぎる父娘。別れてあげたほうが木村功のためなんじゃないの?って、何度も思った。

寒そうな風景が印象的だったブラジル映画『名前のない少年、脚のない少女』も、美しく儚くて。イメージフォーラム・フェスティバル2011で観たクエイ兄弟『マスク』と『ジェネシスとレディ・ジェイのバラッド』は、映画祭の醍醐味。オムニバス映画『紙風船』には、キューンとしたし。

再見したのは好きだからー。早稲田松竹『ヤンヤン 夏の想い出』朝十時の映画祭『スティング』シネマヴェーラ渋谷『天国は待ってくれる』。名画座通いはやめられない。

どんどん思い出して止まらないので、ここら辺でやめ。

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2011年3月まとめ

2011年は今日で終わりなのに、3月のことを思い出してみる。

観た当時から時間が経ってるから忘れてることも多いし、生な感想とは違ってきてると思うけど、順番に並べてみる。

3月。地震があった。その日は『わが心の歌舞伎座』東劇上映最終日で、11時の回を観た。終わった後、建築中でほとんど何も見えない旧・歌舞伎座跡をしみじみ見ながら有楽町まで歩いて、遅いお昼。で、地震。観た日のことは一生忘れない。歌舞伎座への思いもあるから、映画は別格な気もするけど。

自分的には珍しく初日に行った『ブンミおじさんの森』。期待通りに好きな映画だった。タイの森の湿った空気と虫や草の音に包まれて気持ちよかった。なまず!2012年の爆音上映も楽しみ。

公開二日目に気合いを入れて行った『イリュージョニスト』。やっぱりショメ大好き。美しい画と美しく哀しい物語。

2011年は山村聰の魅力に気づいた年でもあり。『河口』の岡田茉莉子とのコンビも素晴らしかったな。女優さんとガップリやりあってるの見るのが好きなのかも。

地震の後しばらく劇場に行くのに躊躇ってたけど、3月に観た作品は良かったものが多い気がする。

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2011年2月まとめ

2011年はもう終わりなのに、2月のことを思い出してみる。

観た当時から時間が経ってるから忘れてることも多いし、生な感想とは違ってきてると思うけど、順番に並べてみる。

並べたら、『アンストッパブル』が筆頭にきた。デンゼル・ワシントンの安定感。『トスカーナの贋作』は、ジュリエット・ビノシュがもう憎たらしいくらい。車を前から写してるのって、どーやってるの?って謎だった。神保町シアターで観た次郎長三国志の第八部。笑って泣けて幸せな気持ちになる一本。全部通して観たいなぁ。ロメロの『ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版』は今更の初見だった。ゾンビもの大好き!

何回も再見したいと思える作品に出会える幸せ。『素敵な歌と舟は行く』と『エレファント』は、シネセゾン渋谷閉館時の特別上映で再見。映画館で観ないとね!って思う作品たち。映画館の閉館はやっぱり哀しい。『恋人たちの失われた革命』も再見。

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2011年1月まとめ

12月も半ば過ぎてから、1月のことを思い出してみる。

観た当時から時間が経ってるから忘れてることも多いし、生な感想とは違ってきてると思うけど、順番に並べてみる。

でも、映画の中身をある程度覚えてる作品ばかりだったから、観る作品を選ぶ眼は間違ってないんじゃないか、と。観たことを後悔した記憶もない。年明け最初の一本は、『ロビン・フッド』だったっけ。並べてみたらちょうど真ん中あたりだった。

ダントツで一番好きな作品っていうのはなかったので、並べるのに悩む。台湾映画らしい胸キュンな『モンガに散る』。白都真理に圧倒された『人魚伝説』は血の赤、海の青が印象的で美しかった。ドニー・イェンのイップ師匠にグッときた『イップ・マン 葉問』。

仁左衛門ファンとしては満足な『最後の忠臣蔵』には、人形浄瑠璃「曾根崎心中」の使い方に疑問があってモヤモヤしたなー、とか。

書いてて思い出したけど、恵比寿ガーデンシネマが休館したんだった。そんなに好きな映画館じゃなかったけど、映画館の終わりはやっぱり寂しい。

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