カテゴリー「歌舞伎」の55件の記事

『通し狂言 絵本合法衢』

Kokuritsu_sakura

昨年三月、震災のため公演途中で中止になった公演の、ほぼ同じ配役での再演。

3月7日に観劇した時につぶやいた感想は「年端もいかない子供も含めバンバン殺す殺すR15な物語。悪者二役を仁左衛門なんて格好良いに決まってる。でも、もっと鬼気迫る凄みを期待しちゃうのがファンの贅沢な要求。登場人物がやたらに多いのが、因果を薄めているような気がする。」だった。仁左衛門はカッコいいけど、芝居としては物足りないと思ったんだよな。楽日近くに再見するまでには(希望含め)面白く変化してるだろうことを楽しみにしていたところ、公演中止。

再演が決まった時は嬉しかったのだけど、初日(4/3)すぐに観た4月5日の感想は昨年とほぼ一緒。四幕十ニ場(4時間15分(休憩含む))を長く感じてしまったのだった。
ファンとしては、悪の二役でほぼ出ずっぱりの仁左衛門サマは本当に素晴らしいと思ったし、ステキーキャーって痺れたんだけど、、

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『三月大歌舞伎』昼の部 新橋演舞場

実はそれほど期待してなかったのだけど、とても良かったので得した気分。

「荒川の佐吉」の染五郎が良かった〜。

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追悼 中村雀右衛門丈

中村雀右衛門丈が亡くなられた。91歳。

歌舞伎を観るようになったのは、片岡孝夫(現:片岡仁左衛門)目当てだった。
なので、十五代目仁左衛門襲名披露公演はしっかり追っかけてドップリ歌舞伎にハマる。その、ほとんどの襲名演目で雀右衛門丈は共演してたのではなかったか。1920年生まれで1998年だから、当時78歳くらい。今書いてビックリ。信じられないくらい若々しい舞台姿だった。
歌舞伎をたくさん観るようになって、大好きな役者になっていった。品が良くて、色っぽくて、可愛いらしい女形。お姫さまも、武士の奥方も、奥さんも、傾城も、町娘も、観た役はどれも素敵だった。

仁左衛門との共演で印象的なのは、吉田屋・夕霧、寺子屋・千代、熊谷陣屋・相模、女殺油地獄・お吉、恋飛脚大和往来・梅川とか。
助六の揚巻では共演しなかったんだなぁ。
他にも、一條大蔵譚・常磐御前、井伊大老・お静の方、傾城反魂香・おとく、鎌倉三代記・時姫、金閣寺・雪姫、本朝廿四孝・八重垣姫、雪暮夜入谷畦道・三千歳、籠釣瓶花街酔醒・八ッ橋、野崎村・お染、などなどなど。後は、二人椀久、英執着獅子、藤娘、豊後道成寺とか。京鹿子娘道成寺と鷺娘は観てないと思う。残念。

もう舞台は観られないと思うと悲しい。

大谷友右衛門時代に出演してた映画を、最近名画座で観てる。1950年代。成瀬巳喜男監督『お国と五平』、溝口健二監督『噂の女』、市川崑監督『天晴れ一番手柄 青春銭形平次』、加藤泰監督『逆襲大蛇丸』。
他の作品も名画座でかかったら、追っかけしようと固く誓う。

合掌。

『壽 初春大歌舞伎』昼の部

初芝居!

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『二月大歌舞伎』昼の部

“十七代目中村勘三郎二十三回忌追善”です。

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一、「爪王(つめおう)」 長唄囃子連中 戸川幸夫作 平岩弓枝脚色
日本昔話ってかんじの美しい舞台だった。長唄も美しい。
鷹匠と白鷹。吹雪という名の美しい鷹は七之助。悪い赤狐を退治するよう頼まれて、戦うが、、というお話し。狐の勘太郎も美しげな拵えなものだから、戦う最中に恋が芽生えて禁断の恋に、、と勝手に思いながら観ていたんだが、そーではなくやはり昔話風。赤狐なんだから、衣裳も赤っぽくしたほうが良かったのでは。赤い狐って難しそうだけど。

二、平家女護島「俊寛(しゅんかん)」近松門左衛門作
俊寛は勘三郎。案外あっさりとした俊寛。ヨロヨロもわざとらしくないし。若い頼康や成経に慕われる情の深さも感じられ、自ら島に留まる決意をするのにも納得なんだが、船出前に全て諦めてるかんじがありあり。幕引きのタイミングが難しそう。
梅玉の丹左衛門はすっきり、良い。左團次の瀬尾はいつも通り憎々しい。七之助の千鳥は元気あり過ぎやり過ぎ気味。福助に教わったのかな?

さよなら公演で絶対に掛かると思ってた人気演目なんだが、でもやっぱり好きじゃないみたい。俊寛の心に寄り添って気持ちが上がったり下がったりすることができないので、ちょっと退屈気味。

三、十七代目中村勘三郎二十三回忌追善「口上(こうじょう)」
しばらく休演していたと聞いていた芝翫だが、先代との関わりとか当代が娘婿で云々とか孫も、、などなどたくさん語っていた。声は小さかったけどお元気そうで何より。仁左衛門、玉三郎、三津五郎と、いろいろなエピソードがたっぷりと語られ、先代が愛されていたことを実感。
前回の追善はいつだったか。当時は勘九郎だったと思う。

四、「ぢいさんばあさん」 森鴎外原作 宇野信夫作・演出
夫婦の情愛を描いてベッタベタの展開なんだが、だからこそ役者の芝居がものを言う。仁左衛門と玉三郎の夫婦に気持ちよく泣かされた。

一幕目でおしどり夫婦の甘い別れをみせ、二幕目では帰れなくなる事件が起き、三幕目で三十七年ぶりの再会となる。
伊織の鼻をさわるクセ。るんから渡されたお守り。坊やの死。三十七年という長い年月を経た二人を表す分かり易いあれこれに泣ける。

仁左衛門の伊織は可愛いく格好良く、るんの玉三郎も美しく、ベストな配役。年取った伊織も可愛らしい仁左衛門なんだが、玉三郎は老けメイクが凄過ぎでちょっと怖い。特殊メイクにし過ぎでは?
脇も充実。昼の部はこれで大満足。

美濃部伊織:仁左衛門、下嶋甚右衛門:勘三郎、宮重久弥:橋之助、妻きく:孝太郎、石井民之進:市蔵、戸谷主税:桂三、山田恵助:右之助、柳原小兵衛:秀調宮重久右衛門:翫雀、伊織妻るん:玉三郎

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『二月大歌舞伎』夜の部

当月は、“初代松本白鸚二十七回忌追善”でございます。

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『四月大歌舞伎』夜の部

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四月の歌舞伎座。中村信二郎改め二代目中村錦之助襲名披露の祝幕。

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『四月大歌舞伎』昼の部

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四月の歌舞伎座は、中村信二郎改め二代目中村錦之助襲名披露。

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『壽初春大歌舞伎』夜の部

Kabukiza2007_jan_yoru東劇でシネマ歌舞伎を観た後、歌舞伎座へ。

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『寿初春大歌舞伎』昼の部

Kadomatsu 2007年の初芝居。

松の内とあって、お正月飾りがたくさん。
お着物の方も多くて、めでたい気分が盛り上がる。

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