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『永遠の僕たち』

映画初め!2012年の1本目に、こんなにバッチリ好きな映画と出会えるなんて幸先良いゼ!この作品を選んだ自分を褒めてあげたい。

他人の葬式に参列する日々を送る少年イーノックは同じように葬式に参列する少女アナベルと出会い、ってどうしたって『ハロルドとモード』を思い出しちゃうけど、そんなこと考えたのは一瞬だけ。
ヘンリー・ホッパーとミア・ワシコウスカ演じる少年少女の、瑞々しい透明感に胸キュンキュンであっという間に映画世界へ引き込まれた。
それになんてったって、撮影がハリス・サヴィデスだもんさ。

ショートカットのミア・ワシコウスカが、ちょーカワイイ。もうどんな顔してもカワイイ。ハロウィンのコスプレ着物姿(左前になってたけど)の真っ白い顔はビミョーって思ったら、その後の懐中電灯に照らされた美しさに納得。森番小屋に入る時に、扉をガンガン蹴り破る脚のぞんざいさには鷲掴みされた感。

ミア・ワシコウスカと同じ髪の色で同じような髪型のヘンリー・ホッパー。寝癖みたいにピンとはねてるのがキュート。(やっぱりデニス・ホッパーに似てる。)

初恋のもどかしさ切なさ甘さに、それが失われる予感のやるせなさに、出会いから別れまでずっと胸がドキドキ苦しかった。だからこそ、ラストのイーノックの笑顔に安心して泣けたんだと思う。Nicoの"The Fairest Of The Seasons"が、しみじみ余韻を感じさせてくれたし。
Nicoの歌声はしみるなぁ。

加瀬亮の存在はどうだろう?と懐疑的だったけど、ガス・ヴァン・サント監督ゴメンナサイ。特攻隊だったという設定含め、愛や命、死ぬということを意識させる大切な存在だった。戦艦ゲームしてる場面が、なんともいえない雰囲気で好き。

この三人のキャストじゃなかったら、こんなに好きじゃなかったかも。
サッカー場。水辺のベンチ。病院。路上のチョーク跡。全ての場面を反芻したい。

しばらく思い出すだけで、琴線がゆらゆら揺らされて涙腺が刺激されてしまいそう。こんな映画は久しぶり。

(デニス・ホッパーに捧げられていた。)

監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:ジェイソン・リュウ
撮影:ハリス・サヴィデス
編集:エリオット・グラハム
音楽:ダニー・エルフマン
美術:アン・ロス
衣装:ダニー・グリッカー

出演:ヘンリー・ホッパー、ミア・ワシコウスカ、加瀬亮、シュイラー・フィスク、ジェーン・アダムス、ルシア・ストラス、チン・ハン

Restless 2011

2012.1.1 シャンテシネ

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