『壽 初春大歌舞伎』昼の部
一、相生獅子(あいおいじし)
魁春と芝雀。二人の姫。明るい色の着物が春らしい。芝雀カワイイ。でも、踊りがあんまり面白くないから、長唄聞いちゃうんだよなー。後半の獅子の精は、二人とも女形じゃなくて男みたいだった。足踏ん張ってて、むむーん。それでも、頑張ってた芝雀。ヨロヨロしてた魁春は大丈夫なのか。ガンバレ〜。
二、祇園祭礼信仰記 金閣寺(きんかくじ)
配役チェックしてなかったら、松永大膳が誰か最初分からなかった。とても立派で知らないわけないよと観てたら、三津五郎だった。大きくて分かりやすい国崩し。三津五郎良い。楽しみにしてた菊之助の雪姫は、綺麗できっちり。もう少し色気があると良いんだけど。桜吹雪をそんなに降らせなかったのは、それには頼らないってことなのかな。脇がしっかりしてるから、安定感ある一幕。
赤い顔だと全然分からない松江。
楽までには変わってそうだから、また観たい気がする。
三、盲長屋梅加賀鳶 加賀鳶(かがとび)
一幕目の加賀鳶勢揃いは楽しいけど、その後はあんまり好きじゃない。どんなに愛嬌あったって、道玄はひどい悪党だもの。菊五郎の顔もコントみたい。
吉右衛門の松蔵は一幕目から何言ってるのかわからなかったけど、どーなんだろ。
2012.1.5 新橋演舞場
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