« 『マイケル・シェンカー・グループ』MSG 25th Anniversary Japan Tour 2006 | トップページ | 『りんご、もうひとつある?』ー第7回東京フィルメックスー »

『エレクション』ー第7回東京フィルメックスー

Election第7回東京フィルメックスで、ジョニー・トゥ監督『エレクション』を観る。

2年に1度行われる、香港最大の組織<和連勝会>の会長選挙。冷静なロク(サイモン・ヤム)と、暴力的で激しいディー(レオン・カーファイ)とが、熾烈な争いを繰り広げていた。選挙の結果、選ばれたのはロクだったが、、

あらすじは、単純といってもいい。
でも、冒頭から次々と登場するたくさんの人々。組織構成とか、勢力分布とか、よく把握できないまま、ガンガン話が進んでいく。そのスピード感にしびれる。

ロク側とディー側の駆引き。警察の介入。
会長の象徴である<竜頭棍>の争奪戦を繰り広げるのは、それぞれのボスの命令によって動かされている部下たち。彼らがどちら側の人間なのかわからない混沌とした状況は、スリリングで少しも気を抜けない面白さ。

監督お得意の夜間撮影が、格好良すぎるほどきまっていて、ゾクゾクしてしまう。

それでも映画全体のトーンは静かで淡々としていた。ギターが奏でるメロディもクールで乾いた雰囲気。

その中で、1人だけ荒れ狂って暴れるレオン・カーファイの切れっぷりが凄まじかった。
そして、サイモン・ヤムには、恐ろしい存在感あり。

たくさんの登場人物が絡まり合う101分。
細かい部分の把握はできなかったけれど、すっごく満足できた。

来年1月にテアトル新宿での公開が決定している作品。『エレクション2』の公開はまだ決まっていないみたいだけれど、早く観たーーいぃ。

有楽町朝日ホールにて(10/19鑑賞)(公式サイト

第7回東京フィルメックス 

監督:杜琪峰(ジョニー・トー)
出演:梁家輝(レオン・カーファイ)、任達華(サイモン・ヤム)、古天樂(ルイス・クー)、張家輝(ニック・チョン)

Election/黒社會 2005 香港

« 『マイケル・シェンカー・グループ』MSG 25th Anniversary Japan Tour 2006 | トップページ | 『りんご、もうひとつある?』ー第7回東京フィルメックスー »

コメント

いわいさん、こんにちわ。
観てきましたよー。それでもって、痺れまくりでした。
アクションも地味と言えば地味でしたけど、何か【男の世界】って感じで。フランス映画『あるいは裏切りという名の犬』より遥かに痺れまくりでしたー。
最初は、登場人物を覚えきれない状態でした。という訳で、もう1度ジックリ見直したい衝動に駆られています。
ラストは衝撃的でした。正直言って、ショックを受けたのですが、そこがまた面白く感じました。縮小上映は残念ですよねー。

隣の評論家さん、こんばんは。
ご覧になりましたかー。
縮小公開になって、2/10からはキネカ大森の上映になってしまうみたいです。もう1回観るつもりだったのですが、無理かも。
わたしも「あるいは〜」よりハマりましたよん。ノワールといっても、違う系統の映画でしたけど。
登場人物を把握できないのは、監督の狙いなのかも、と勝手に思っています。分からなくてもいい!と開き直ってたり。
明らかに"to be continued"の映画でしたけど、2の公開はあるのでしょうか?かなり不安。

あー! ごめんなさい!
間違えて最新記事のTBを送ってしまってました。
若干酔っ払っておるのです。
最近ナニゲに方々でやらかしているのです。
お手数ですがどうか削除してください。
ほんとごめんなさい。
レオン・カーファイのキレっぷりイカレっぷりには完璧に気圧されました。
しかしサイモン・ヤムの冷たい威圧感も背筋が凍ります。
お二方のようなクールなワルに、基本オトコは憧れるものであります。
しかし僕はこんな恥ずかしいミスをする体たらくです…
ううう

現象さん、こんばんは♪
削除するのは、無問題なので気になさらずにー。ホホ
サイモン・ヤムが良い人なのかと思ってたら、驚愕のラストでしたよね。それでも、息子に見られてしまったり、結構行き当たりばったりなのでは?と疑問も持ちました。
あんなにキレてたレオン・カーファイにも、ちょっぴりお茶目な雰囲気がありました。
とにかく、2の公開が気になります。

気になるのは、この記事へのトラックバックが一旦保留されてしまうこと。自分の設定は変わらないのに。 『エレクション』というタイトルがダメなのかしらん?

しかもその後に何度か「エレクション」記事を送ったのに、
そちらが反映されない歯がゆさ。
やっぱタイトルですかねぇ。
スペル違いでアッチ方向にいってしまいますし。
TB成功率の低さから、達成した時の喜びでエレク(以下自粛
ラストのほうは場当たり的なロクでしたね。
それが後編への伏線になってるような。
それ以前に劇場で見られるかどうか。
竜頭棍を現場で争った後に集った若い衆たちの動向も気になるんですけどねぇ。

現象さん、こんばんは。
コメントも反映されないんですか?何故でしょう?
やはり、タイトルが原因なのでしょうか。そうとしか思えません。
スペル違うのにー。
後篇は、ルイス・クーが演じるクールな若いものが主役らしいです。
(役名は覚えてないのですが、、)
登場人物が大量に出演して、ドラマの初回のような印象でもありました。
2は、せめてキネカ大森あたりではやらないかな、と期待してます。
1日1回上映になったりして。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137003/12772968

この記事へのトラックバック一覧です: 『エレクション』ー第7回東京フィルメックスー:

» エレクション [映画通の部屋]
「エレクション」ELECTION/製作:2005年、香港 101分 R-15指定 [続きを読む]

» エレクション@テアトル新宿 [ソウウツおかげでFLASHBACK現象]
マフィアのボスの座を二人の男が争う。裏社会といえど民主的な選挙があり、収賄は表社会と変わるものではなく、それによって中盤に差し掛かる前に一旦の決着は着く。多数決によりロクがディーを抑えたが、会長の象徴である竜頭棍を巡って事態は急を告げた。 ディーには女房... [続きを読む]

« 『マイケル・シェンカー・グループ』MSG 25th Anniversary Japan Tour 2006 | トップページ | 『りんご、もうひとつある?』ー第7回東京フィルメックスー »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

最近のトラックバック

つぶやき


2015年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

天気ブログパーツ