« 『りんご、もうひとつある?』ー第7回東京フィルメックスー | トップページ | 本日の“世界 ふしぎ発見!” »

『クロース・トゥ・ホーム』ー第7回東京フィルメックスー

Closetohome 第7回東京フィルメックスで、ダリア・ハゲル/ヴィディ・ビル監督『クロース・トゥ・ホーム』を観る。

イスラエルの若い女性兵士たちの日常が瑞々しい。

アラブ人の女性を身体検査する冒頭の場面は、彼女たちの任務の理不尽さみたいなものを伝えて、ちょっと身構えてしまうほどの緊迫感があった。
この女性部隊の任務は、2人がペアを組み、担当する地区を歩いているアラブ人を見つけたらIDと名前を登録すること。アラブ人だったら無差別で、不審者とかそういう判断はない。大抵のアラブ人は、テロリストではなくて普通に仕事をしている一般人のはずなのに、アラブ人というだけでテロリストかもしれないと疑う。そんなうんざりするような任務の日々。

上官も女性という女性兵士だけの部隊なので、女子校のようなノリがある。
そんなイヤに決まっている任務は、面倒くさいし、サボったりして適当にやっている。興味はファッションとか男の子のこと。煙草はバンバン吸う。携帯電話は重要なツール。

主人公の2人は18歳の少女。優等生タイプと不良タイプの2人がペアを組むことになって、反発しながらも仲良くなっていくというのは、典型的な物語なのだけれど、テロに巻き込まれたり、任務を遂行したり、という少女に似つかわしくない状況にあるせいなのか、その友情物語がとても瑞々しく鮮やかだった。

エルサレムの街並を自然に体感することもできて、興味深い佳作。

終映後には、Q&Aがあった。詳しいレポートは、公式サイトに掲載されているので、詳細はそちら(リンク:『クロース・トゥ・ホーム』Q&A)をご覧ください。

2人組の監督は、とてもクールに質問に答えていたのが印象的だった。
イスラエルでは兵役義務が男女ともにあり、女性の80%が兵役経験がある、など興味深い話を聞くことができた。

有楽町朝日ホールにて(10/20鑑賞)

第7回東京フィルメックス 

監督:ダリア・ハゲル、ヴィディ・ビル

Close to Home  2005 イスラエル

 

« 『りんご、もうひとつある?』ー第7回東京フィルメックスー | トップページ | 本日の“世界 ふしぎ発見!” »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137003/12779067

この記事へのトラックバック一覧です: 『クロース・トゥ・ホーム』ー第7回東京フィルメックスー:

« 『りんご、もうひとつある?』ー第7回東京フィルメックスー | トップページ | 本日の“世界 ふしぎ発見!” »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

最近のトラックバック

つぶやき


2015年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

天気ブログパーツ