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『ディセント』

Descent 洞窟に閉じ込められる恐怖。
閉塞感に息苦しさを感じつつ、それだけではなかったのだった。

冒険好きのサラは、一年前の交通事故で愛する夫と娘を失った。ショックから立ち直ろうとしている彼女を励まそうと、友人たちが冒険旅行に誘う。リーダーのジュノが企画したのはアメリカのアパラチア山脈奥地の地下洞窟探検。参加したのはサラとジュノを含め女性ばかりの6人だった。

洞窟は、当たり前だけれど暗いのだった。暗いから周囲はよく見えないし、実際に狭苦しい、ということを体感させてくれる映像だった。
崩落事故で出口を塞がれてしまい、更にジュノの独断で予定とは違う前人未到の洞窟探検だったことが明かされるあたりまでの、ハラハラ感は抜群。
1人が這ってしか通ることができない狭苦しい通路を、時に水没しながら前進するしかない状況というのは、わたしが見る定番の悪夢なのだった。息をすることができなくなる恐怖とか崩落に巻き込まれる恐怖とかが、臨場感を持って迫ってきて本当に息苦しかった。

このまま出口を探しながら、6人の女たちが繰り広げる息苦しい心理戦になっていくのか、と期待していたのだけれど、少しずつ違う雰囲気の展開になってきたので、んっ!!?と、驚いた。

なので、ここからはネタバレだと思われ。




まさかの<地底人>の出現には、かなり驚かされた。事前にそんなことを全く予想していなかったのだ。えーっ、そうだったのかっ!て気持ち。

そこからの展開は、正統派サバイバル・ホラー、というかゾンビもの?
サラが戦士として目覚める場面は、キタキターー!!って、かんじだった。

その分、女同士の駆引きは余計だった気がする。思わせぶりだっただけに、期待はずれ。(それが狙い?)

リーダのジュノとベスは同じ黒髪でも髪型も顔立ちも違うし、無鉄砲なホリーはツンツン髪に派手メイク、サムは金髪だけど小柄だったので、区別がついた。
主人公のサラとレベッカが、別々に出てくるとどちらだかわからないことがあった。6人の登場人物なんだから、もう少し個性を強調してもよかったのでは、と思う。

思ったものと違ったけれど、それなりに楽しめた。

シネセゾン渋谷にて(公式サイト

監督/脚本:ニール・マーシャル
出演:シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ、アレックス・リード、サスキア・マルダー、マイアンナ・バリング、ノラ=ジェーン・ヌーン

THE DESCENT  2005  イギリス

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コメント

いわいさん、こんにちわー。
おお!ご覧になったのですね。
私も、今振り返ってみると。6人全ての登場人物を把握しきれていない気がします(笑)。
サラとジュノ。そして足を怪我したのは、ホリーでしたか...?残りの3人の区別がイマイチ。
私はホラー映画を一杯見過ぎているせいか。それなりに楽しめたのですが、身震いするまではいきませんでした(汗)。とは言っても、もしも自分があのような洞窟に閉じ込められたら、発狂するかもしれません。

隣の評論家さん、こんばんはー。
わたしもホラー好きなので、新しいタイプのホラーかと思って楽しみに観に行ったのです。
なのにゾンビものになってしまったので、ちょっとビックリ(ガッカリ?)してしまったのでした。
気持ちを切り替えて、後半は楽しく観ました。
あの生き物にも、ちょっと笑えてしまったりしました。

ドモドモ-♪
TB、コメントをありがとうございました。

ワタクシもアレの出現にはビックラしましたよ・・・・・フ・・・
自分の所でもレスしましたが、てっきり「エイリアン」タイプのアレかと思っていたのですー
なので、ズコーンと拍子抜けしました。
でも、見方を変えればアレはアレでなかなかの味わいかも・・・・・
などと気を取り直してそれなりに楽しみました。ウフフ

>女同士の駆引きは
そうですねー・・・、もっと徹底的にそれのみに終始するか、或いは思わせぶりを止めて最小限のバチバチにするか。
どちらかに重点を置いた方がすっきりして良かったかも知れませんね☆

Puffさん、こんばんはー♪
予告編がかなり怖そーに作られていたので、とっても期待して観に行ったのですが、ちょっと違ってました。
見方を変えればですよね。味わいありますですよ。ホント
楽しかったです。
血の池が凄かったですね。あそこから、ザッパーンって、出てきた時がキター!ってところでした。

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