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『ホワイト・プラネット』

Thewhiteplanet ネイチャー・ドキュメンタリィ好きとしては、北極の厳しい自然を捉えた映像は、見逃せない。
とにかく、ホッキョクグマの子供がかわいくて、目が釘付け!

TV番組でも、自然の中で生きる動物を取り上げることは多いので、よく観ている。
動物の子供には目がなくて、特に、猛獣の子供には萌える。ホッキョクグマ、ライオン、チータ、パンダ、虎などなど。
ケニアでは、ライオン、チータ、ダチョウ、シマウマ、象、などの子供をみることができた。
虎の子供を見るために、昨年はインドへ行った。小虎をみることはできなかったけれど、虎の勇姿を間近にみて満足できた。象にも乗ったし。
ホッキョクグマの子供もみたいけれど、北極には多分行かないし、行ったとしても遭遇することは難しい。なので、こういう映画で、北極の自然を少し垣間見られることは本当にうれしいことだ。

スクリーンに広がる北極の壮大で厳しい大自然に圧倒される。
そして、繰り広げられる生命の営みに感動。

ホッキョクグマの巣穴の映像には、驚いた。産み落とされたばかりの小さな子供の姿をどうやってカメラに収めたのだろう。キュウキュウいう鳴き声と、チュウチュウと乳を吸う音が聞こえた。
巣穴から出て来た時の小熊は、本当にぬいぐるみみたいに可愛い。以前から、NHKの番組で紹介されたりしていたけれど、何度みても可愛い。
最大の敵である雄のホッキョクグマから逃げる母熊の背中にくっついたままの小熊なんて、この絵がみられただけでも甲斐があったと思えるほど。

イッカクの牙は、無意味に思えるほど長くて立派だった。

そして、生き物が出す音を生々しく伝えてくれたことに、感動する。
ホッキョクグマの鳴き声。カリブーが木の皮をはいで食べる音。縄張りを争う雄のジャコウウシが頭を打ちつけ合う音。シロイルカの楽しそうな歌声。

生々しい音に感動できたけれど、時々音楽が邪魔をしているようなのが気になった。人間の声や自然の音を使用したプリミティブな音楽の意図はわかるけれど、本物の音には勝てないと思った。

北極の過酷な状況での撮影を実現したスタッフの熱意は素晴らしい。

北極の生態系が温暖化によって危機に瀕しているということも語られて、こうやって記録が残ることの意味についても考えさせられた。

それにしても、ジャコウウシの雄にはなりたくないものよ。

TOHOシネマズ六本木ヒルズにて(公式サイト

監督:ティエリー・ラゴベール, ティエリー・ピアンタニダ
協力:ジャン・ルミール
ナレーション:ジャン=ルイ・エティエンヌ
脚本:ティエリー・ピアンタニダ, ステファン・ミリエール
作曲:ブリュノ・クレ
撮影:ティエリー・マシャド、マルタン・ルクレール、ダヴィッド・レイシェル、ジェローム・ブヴィエ、フランソワ・ド・リベロル

LA PLANETE BLANCHE 2006  フランス=カナダ

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コメント

こんにちはー。
あれ、ジャコウウシっていうんですね。
(名前も忘れていた)
何のための頭突きだったのかもよくわからずに、ただただ圧倒されました。本能ってすごいですよねー。
巣穴の中の映像も興味深かったですよねー。
カリブやムースも大好きー

いわいさん、こんにちわ。
今更ですが、プロフィールの上にある写真は、インドの野生の犬なのですね!いわいさんのブログのタイトルからして『狐』なんだと決めつけておりました。
オーストラリアで見た野生の狼の一種、ディンゴは柴犬にソックリだったよーな気が。
本作は、北極グマの巣穴の映像に驚きましたね。本当に、一体どうやって撮影したのでしょうか。感動しました。
個人的には、カリブーの映像が気に入りました。カリブーの大移動を上空から映した画が印象的で。

かえるさん、こんばんはー。
動物の行動を観る時にはいつも、生き物の本能について考えさせられます。何のために?的なことも、彼らが生き残るためのプログラムなんだよなー、と思うと興味深いですよね。
あっ、ムースについて書いてませんでした。でも、カリブーとムースの区別がついていないかも。

隣の評論家さん、こんばんはー。
痩せてて狐みたいですよね。そう見えるかもと思いつつ戌年なので、と貼ってました。そろそろ変えようかなー。

巣穴の映像は、どうやって撮影したのでしょうね。まず、巣穴を見つけるのが大変だろうし、母親はかなり神経質になっているハズなので、どんなに小さなカメラでも難しそうです。機材の進歩とスタッフの努力なくしてはできませんよね。
カリブーの大移動も、素晴らしかったですー。

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