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『リブ・フリーキー!ダイ・フリーキー!』

Livefreaky ダークで悪趣味な世界は好きなのだけれど、期待とはちょっと違っていたような。

ポップカルチャーの暗黒史にその名を残すチャールズ・マンソンとカルト集団“マンソン・ファミリー”。彼らが起したハリウッド史上最悪の血まみれ事件「シャロンテート殺人事件」を、パペット・ミュージカルとして映画化している。

パペットの造形はかなり悪趣味で好みではあった。でも、何となくノレず。
映画の意図が、マンソン賛美にも思えず、かといって茶化しているようにも思えず、どう観ればよいものか、ちょっと迷う。

もう少しパロディ色が強いものを想像していた。けれど、チャーリー・ハンソンとその信者は、メチャクチャな思想を真面目に語り信じている風なので、パロディというよりは、実録っぽい印象になって、笑えない。

でも、被害者シャロン・テートは、ハリウッドのセクシー女優シャロン・ヘイトとして、徹底的にパロディ化されていた。
自然破壊大好き的な歌が笑える。
ケリー・オズボーンの声が、ビッチな雰囲気でとても良かった。
襲撃された時は、山盛りドラッグ吸引中。殺されたことを気づいていない被害者たちの描写は、かなりスプラッタで血塗れ。"PIG"の文字は、壁に飛び散った血が勝手に書いていた。
このあたりは、パペット・アニメならではで面白かった。

3069年、荒廃した地球で、食糧を求めている彷徨う人類。一人の男がチャーリー・ハンソンの伝記『ヘルター・スケルター』を発見する場面を、砂漠を背景にした実写で映し出す、イントロ。
ラストでは、その本が聖典となるのだけれど、チャーリー・ハンソンを救世主として扱うというには、魅力が伝わってこなかった。

シアターN渋谷の小さい方のスクリーンでも、デジダルっぽいギザギザが目についた画質の悪さも、今ひとつの要因。
DVDで観ても良かったかなー。

シアターN渋谷にて(公式サイト

監督/脚本:ジョン・ロッカー
音楽:ロディ・ボッタム
声の出演:ビリー・ジョー・アームストロング、
テオ・コーガン、アーシア・アルジェント、ラーズ・フレデリクソン、ジョン・ドー、デイヴィー・ハヴォック、ベンジー・マデン&ジョエル・マデン、ケリー・オズボーン、ジェーン・ウィードリン

LIVE FREAKY! DIE FREAKY!  2003  アメリカ

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