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『ステイ』

Stay不思議な雰囲気の凝った映像に、迷宮を彷徨っているような気持ちになった。
“イリュージョン・スリラー”って、こういうこと?

精神科医サム・フォスターは、謎めいた患者ヘンリー・レサムを前任のセラピストから引き継いだ。ヘンリーはサムに、三日後の真夜中に自殺すると予告する。サムはヘンリーを自殺から救おうと必死になるが。。

ほとんど前情報を入れないで観に行ったつもりだった。予告編もほとんど覚えていないし、チラシも読んでいない。ユアン・マクレガーとナオミ・ワッツが出ていることが、観ることにした決め手。あーでも、スリラーものだということは知ってた。

前知識がなくても、さまざまな謎が提示されていく展開で、何かありそうな雰囲気の映像が続くから、いろいろと考えながら観てしまうことに。

以下、多分ネタバレ。

時空が歪んだ世界観をケレン味ある映像で表現していて、刺激された。

対面する人物の顔を同じ方向から捉えたり、その顔をオーバーラップさせる。
不安定な構図がやたらと続く。
同じ場面が何回もフラッシュバックしたり、同じ台詞が繰り返される。
同じ格好をした人が、2人3人と連れ立って歩く光景を何回か見せる。

材料は揃っていて、親切に世界を提示しているように思える。
そして、導かれるように迎えた結末は、やはり切ないものだった。
でも、謎を解こうとしながら観ていたせいなのか、切なさはそれほど胸に迫ってこなかったかも。答えが解った時の驚きもなかったし。
雰囲気に浸る映画なのかもしれない。

ハッとさせられたのは、"Forgive me"の文字で埋め尽くされた壁。
かなり衝撃的に悲しみを表現していたと思う。

ヘンリーが心酔している設定の画家は、なんという名前だったか忘れてしまった。
あの画家の存在は?

恵比寿ガーデンシネマにて(公式サイト

監督:マーク・フォースター
脚本: デイヴィッド・ベニオフ
出演:ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、ライアン・ゴズリング、ボブ・ホスキンス、ジャニーン・ガロファーロ

STAY  2005  アメリカ

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コメント

おおっ、ご覧になられていたのですねー
この映画は観た後、誰かを捉まえてああだこうだとお話したくなりますね。
(・・・ワタクシは例の如く1人で観に行ったので、ぶつぶつつぶやくだけでしたが。笑)

>"Forgive me"の文字で埋め尽くされた壁
うん、他の映画でも思うけれど、こういったシーンを見ると書いた人の思いや苦しみがとても伝わって来ますね。
キャストもドンピシャでした~♪

Puffさん、コメントありがとうございますー♪
実は、ある程度予想が当たってしまったので、観終わった後は、フーンってかんじになってしまいました。
でも、そう思ってから思い出してみて、切なさを感じることができました。
サムとライラのこれからに希望が見出せたりもしたし。

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