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『血の結婚式』ードイツ映画祭2006ー

Diebluthochzeit ドイツ映画祭2006に行ってきた。
平日の映画祭なんて、こんなものなのかなー、という入り。
プロデューサの人が来日して、上映前の挨拶と上映後のティーチインあり。

富豪のヴァルツァーは、次男の結婚披露パーティを古城レストランで開いた。
彼はその古城を買い取りたいが、オーナーシェフは売るつもりはなく、関係は最悪。
前菜の海老が悪くなっていたことを理由にパーティをキャンセルし、全員に引き上げるように命令するヴァルツァー。
パーティの料金を支払わずに出ていった一行に腹を立てたオーナーは、トイレに残されていた新婦とヴァルツァーの妻を人質にしてしまう。
両者は、全面戦争に突入した。

教会での結婚式場面から、不穏な空気が漂って期待感が高まった。
新郎の祖父(ヴァルツァーの父親)がみせる、空気を読まない不愉快な行動。
運転手が居眠りした口に蜂が飛び込んだり、レストランへと向かう途中で鴨を見つけると、突然狩猟が始まったり。
新郎の父親であるヴァルツァーの傍若無人振りは、かなり常軌を逸している。演じているA.ローデは、ドイツでは有名な俳優だそうで、その極端な人物像にリアリティを持たせていた。
新郎は父親の粗暴を嫌い、父親は次男に不満を持ち、お互いに憎み合っている。
ヴァルツァー家は、家長に絶対服従して暮らしていたけれど、この事件によって家族内の問題が浮き彫りになっていくというのが、サイドストーリィ。

古城レストランに立てこもるレストラン側と、人質救出を画策するヴァルツァー側の争いは、偶然が重なり合って悲惨な結末を予想させたけれど、、
息子が父親を乗り越えるということで、うまくまとめてしまった感あり。

ブラックの度合いはほどほどで、普通に楽しめる作品だった。

有楽町朝日ホールにて(ドイツ映画祭2006のサイト

監督:ドミニク・デリュデレ

上映後のティーチイン。

  • 原作はベルギーのフランドル地方が舞台のコミック
  • 原作よりも、ソフトな仕上がりにしている。原作では、最後の手榴弾は爆発するし、3人しか生き残らない。
  • 映画を観た人が、途中で帰ってしまうような悲惨な作品にはしたくなかった。『es(エス)』ほどは、過激にしないようにしようと決めていた。

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