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『僕のニューヨークライフ』

Aniythingelseウディ・アレン監督の描くニューヨークは、なぜか懐かしいかんじがする。

夕暮れ前のような暖かい色で映し出される生活感のある風景には、自分もそこで暮らしているような親近感を持ってしまう。

新進コメディ作家の青年が、気まぐれでセクシィな恋人に振り回されるお話は、ウディ・アレン印満載。
青年作家ジェリーはウディ・アレンの分身のようで、ウディ・アレン自身が演じるエキセントリックな老劇作家ドーベルがジェリーにいろいろなアドヴァイスをする構図はちょっとおかしい。

ジェリーは、仕事や恋愛になんとなく行き詰まりを感じている。ドーベルから持ちかけられたカリフォルニア行きの話しに心惹かれるけれど、なかなか踏み切れない。全然アドヴァイスをしてくれない精神科医に相談したり、かなり優柔不断なジェリーだけど、ジェイソン・ビックスが明るくさわやかに悩める青年を演じていて好感度ありあり。
恋人のアマンダは女優の卵。自由奔放で小悪魔的な行動に、ジェリーは翻弄されてばかり。かなり痩せたと思われるクリスティナ・リッチが、それでもまだプリプリな体で、憎めない小悪魔っぷり。浮気が発覚しても、「あなたのためなの〜」と言い放つ、計算なのかなんなのかわからない、無邪気さがたまらない。

甘くロマンティクなジャズの調べとか、大きな木製のドアが通りに面しているアパートとか、古くて素敵な町並みとか、魅力的なニューヨーク。
インド料理のディナーを食べた後、突然思い立ってダイアナ・クラールのステージを聞きに行くなんて、素敵すぎる。
行ったことのないニューヨークを旅したような気分になった。

映像の色が好きだと思っていたら、『デリカテッセン』『ロスト・チルドレン』『セブン』『ナインスゲート』などなど、好きな映画をたくさん撮っている、サント・ロカスト。覚えておこう。
それにしても、ジェイソン・ピックスは佐藤隆太に似てるー。

ギンレイホールにて(公式サイト

監督/脚本:ウディ・アレン
撮影:ダリウス・コンジ
美術:サント・ロカスト
出演:ジェイソン・ビッグス、クリスティナ・リッチ、ウディ・アレン、ストッカード・チャニング、ダニー・デヴィート

ANYTHING ELSE  2003  アメリカ=フランス=オランダ=イギリス

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