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『レイクサイドマーダーケース』

Lakeside 青山真治監督作品ということと東野圭吾原作ということで、注目していたけれど。。

う〜ん。これは、ちょっといただけなかった。久しぶりに、ロードショウ公開時に観ていなくて良かったと思えた。

名門中学受験を控えた子供の勉強合宿のため、塾の講師と3組の家族が湖畔の別荘に集まった。そこへ訪れたある夫の愛人が殺される。殺人を告白したのは、その妻。スキャンダルを恐れた親たちは、死体を湖へ沈め、事件を隠蔽しようとする。

主人公の夫を演じるのは、役所広司。その妻は、薬師丸ひろ子。塾の講師は、豊川悦司、などなど、配役はなかなか。
事件のオチも、親の愛情、受験地獄の中で子供の抱える闇、家庭不和などを絡めた考えさせられるものではある。でも、それは原作の持つ力だ。
途中で考える余地を与えていないのに、すべてをセリフで説明してしまっているので、驚きをほとんど感じることができない。ミステリィなんだったら、謎解きの要素は大切だと思うんだけど。

その割に人工的な照明に照らされる嘘くさい人間関係は思わせぶり。意図的だとは思うけれど、ストーリィとは関係ないところでの雰囲気作りが目について、食傷する。
愛人役の裸がやたら出てきたり、TVの2時間サスペンスドラマをみているみたいで、力が抜けてしまった。

鶴見辰吾と杉田かおるが夫婦役というのが話題になっていたけれど、全く興味ないし。
柄本明の飄々とした役柄は、少し印象的ではあった。

原作は面白いんだろうと思わせてくれたことは、良かったけれど。

新文芸坐にて

監督:青山真治
原作:東野圭吾「レイクサイド」
出演:役所広司、薬師丸ひろ子、柄本明、鶴見辰吾、杉田かおる、黒田福美、眞野裕子、牧野有紗、村田将平、馬場誠、豊川悦司

2005 日本

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