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『カラフルメリィでオハヨ』

ColorfulmerryNYLON100℃ 28th SESSION 「カラフルメリィでオハヨ〜いつもの軽い致命傷の朝〜」。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ一生に一本の私戯曲を、9年ぶり4回目の上演だそうだけれど、わたしは初見。

舞台設定は、80年代らしい。ドリフとかひょうきん族とか、懐かしいアイテムたち。

シュールな言動のおじいちゃん(認知症?)と暮らす、息子夫婦とその娘、そして、おじいちゃんの孫(息子の甥)の下宿人の、家族の日常風景。
それに、みのすけ少年とその仲間たちが、海辺の病院から脱走を試みる物語が、絡まり合って展開する芝居。

新興宗教にハマりかけの嫁、だらだらと浪人している下宿人とか、その両親(おじいちゃんの長男夫婦)の身勝手さとか、かなりシビアな内容ではあるけれど、散りばめられたナンセンスなギャグにクスクスと笑いながら、それほど重苦しくならないで観ることができてしまって、そこがすごい。
ファンタジィのように展開する病院側のギャグも、かなり笑えた。コスプレも凄かったし。

シュールで含蓄のあるセリフを吐くおじいちゃん役の山崎一と、その老いた父親に対する姿がなかなかしみじみとさせてくれる息子役の大倉孝二が、とても心に残ったけれど、他の役者たちも素晴らしかったー。

舞台セットにあわせてまるで役者がいるかのように映し出されるオープニングの映像も、素晴らしかった。
段差のない前から4列目で、中央に向かって大きな人が座っていたので、舞台の下手部分が半分くらい見えない席だったのが残念。笑えるギャグはたくさんあったけれど、右手のほうにやたらと大きい声で笑いまくる人がひとりいて、興を削がれたことも残念。

本多劇場にて

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
舞台美術:礒田ヒロシ
映像:上田大樹
衣裳:前田文子
出演:みのすけ、イヌコ、三宅弘城、大倉孝二、峯村リエ、廣川三憲、村岡希美、安澤千草、喜安浩平、植木夏十、眼鏡太郎、廻飛雄、馬渕英俚可、三上市朗、小松和重、市川しんぺー、山崎一

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