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『三月大歌舞伎』昼の部 千穐楽

March_kabuki歌舞伎座の千穐楽。
チケット購入時、チケットWeb松竹で試しに一等席を選択したら、1列目のほぼ真ん中を確保できてしまった。
これは、取るしかないでしょう!ということで、久しぶりにかぶりつき観劇。

(1回目の仁左衛門サマお誕生日観劇のときの感想は、こちら

かぶりつきなので、役者の表情などがよく見えること見えること。
そのせいなのか、「吉例寿曽我」では、近江小藤太と八幡三郎のコンビのバランス悪さが目についた。
進之介の近江は、力が入りすぎてふらついてみえるし、愛之助の八幡には、元気がないみたい。だいたい、進之介は口がとんがってて顔がヘンに見えてしまう。
奴コンビの亀三郎と亀寿のほうがバランス良くて、こちらの立ち回りを見たいと思った。
がんどう返しでは、石段が上がり始めた時と1階席から見えなくなった時と3階席からも見えなくなった時の3回、大きな拍手がわいていた。

そして、「吉野山」では、ハプニング。
前回観た時にも、危ないと思ってみてたけれど、花道から飛ばした笠が客席に落ちた。「あ〜ぁ」と見守る観客。どうするのかと思っていたら、つけ打ちさんが駆け寄ってきて、さっと舞台に載せていた。しかし、逸見藤太は受け取らず、そのまま幕。
目の前だったので、(別の意味で)ドキドキした幕切れだった。

そして、お目当ての「道明寺」。
宿禰太郎とその父土師兵衛の陰謀を、立田の前が止めようとする。立田の前は、夫と舅が改心してくれたと信じ、涙を流して神様に感謝する、その背中に斬りつける宿禰太郎。卑怯な夫を持った妻の悲劇を演じる秀太郎に泣かされる。

そして、静かに存在する菅丞相。溢れる涙を拭いもせず、別れの悲しみを漂わせながら、美しく気高く去っていった。

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