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『白夜行』第2部

byakuya9月の第1部上演に引き続きの第2部公演。(第1部レポート
前回みた時(感想はここ)とほぼ同じキャストの<黎–レイ–>チームでの観劇。

劇場は違うが、舞台装置は同じ。シンプルな2階建ての装置は、時間がどんどん進んでいく展開を表現するのに大変効果的だったし、世界観が変わらないのでマル。
1部観劇からまる2ヶ月時間が経ってしまったけれど、ほぼ同じキャストだし、第1部のストーリィをうまく紹介してくれたので、すぐに話しにはいりこむことができた。

1973年に大阪の廃墟ビルで起こった質屋殺し。被害者の息子・亮司と容疑者の娘・雪穂をめぐる19年の歩み。

第1部ではほのめかされるだけの犯罪だったが、第2部では疑いを持つ人が次々と現れるので、俄然サスペンス色が増し緊迫感が高まっている。すっかり引き込まれてみてしまう面白さ。

雪穂役が、舟見和利から岩﨑大に変わった。この人の女役を初めてみたが案外はまているのに驚く。背が高いからゴツいのではと思っていたが、スラリとしていて、ロングスカートの着こなしもハイソなかんじ。髪型もなかなかで美しかった。
背が高いので曽世海児と並ぶ時など、体のこなし方に工夫がみられる。(歌舞伎の女形みたい)白夜を行く孤独をもう少し滲ませてくれたら、というのは欲張りなのかしら。
お目当ての笠原浩夫はセリフがほとんど無し。(特に1幕目)
姿をチラチラ見せるだけでも、存在感をみせている。

触れ合うことなく終わってしまったことが悲しい。

物語りの面白さは原作の力が当然大きい。でも、いくら面白い原作でも映像化作品がどうしようもなくなることも多い中、この舞台はとても良い出来なのではないだろうか。原作者も褒めているし、世界観をしっかり残しているんだと思う。

シアター1010にて。(Studio Lifeサイト

演出/脚本:倉田淳
原作:東野圭吾
出演:<黎チーム>笠原浩夫、岩﨑大、曽世海児、寺岡哲、吉田隆太、篠田仁志、高根研一、深山洋貴、重松収、山﨑康一

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