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『ポビーとディンガン』

pobbyanddinganお兄ちゃんが健気にがんばる姿を応援せずにはいられなくなる。

タイトルの「ポビーとディンガン」は、ケリーアンという女の子のイマジナリーフレンドの名前。両親も、お兄ちゃんのアシュモルだって、この友だちの実在を信じていない。でも、ポビーとディンガンがいなくなった、と言い出してから、どんどん弱っていく妹のために、お兄ちゃんはがんばるのだ。

こういう、空想好きな子供に周囲の人たちが巻き込まれて、更に事件も起こってしまうという展開はとても苦手なので、最初はイライラしながらみていた。
なんてったって、ケリーアンは神経質そうであんまり可愛くないし。
でも、最初は信じていなかったくせに、妹のためにポビーとディンガンを探すのに一生懸命になっているアシュモルお兄ちゃんをみているうちに、話しに引き込まれてしまう。
予測されるラストシーンなのに、苦もなく感動させられてしまったくらいだ。

オーストラリアの田舎が舞台。父親が一攫千金を夢見て、イギリスからオパールを堀りにやってきた一家。生活の不安定さと、一家の疎外感がそこはかとなく伝わってくる。父親と母親を信じて、支えるお兄ちゃんが危なっかしいけれども頼もしいのだ。

信じる気持ちは大切だと思わせてくれる。

恵比寿ガーデンシネマにて。(公式サイト

監督/脚本:ピーター・カッタネオ(『フル・モンティ』)
原作:ベン・ライス
出演:クリスチャン・ベイヤース、サファイア・ボイス、ヴィンス・コロシモ、ジャクリーン・マッケンジー
OPAL DREAM   2005 イギリス=オーストラリア

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コメント

いわいさん、こんにちは!
TBさせて頂きました。
お兄ちゃん、よかったですよね。母親を勇気付け、父親を信じ、妹を救おうとする。一家を無意識に支える彼が本当に健気でした。
ラスト、妹がお兄ちゃんに感謝の気持ちを言うところ、ジーンときました。

Kenさん、こんにちは。
”無意識に支える”、確かにそうでしたよね。
お兄ちゃんのまっすぐな瞳にキュンとしました。

アシュモル兄ちゃん、オパールより輝いていましたね。冬休みの子供達に見て欲しいな。Tb失礼しますね。

あんさん、こんにちは。
そうですね。アシュモル兄ちゃんは輝いていましたよね。
トラックバックありがとうございました。


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» 【映画】ポビーとディンガン [セルロイドの英雄]
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