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『モンドヴィーノ』

ワインは好きというだけで全くワイン通ではないわたしでも、いろんな意味で楽しめた映画。

ワインの美味しさや値段を決めているのは誰なのか?そして、その“美味しいワイン”というのは本当に美味しいのか?という疑問の答えを探すドキュメンタリィ映画。

mondo ドキュメンタリィらしく手持ちカメラの画面がゆれるゆれる。今時、お父さんやお母さんが撮った運動会のビデオ映像だってもうちょっとマシなのでは、というようなカメラワーク。一生懸命みてたら、途中ですっかり気持ち悪くなってしまった。これだけは勘弁してほしい。

キィワードは、“テロワール”と“グローバリゼイション”。

テロワール(土地風土)に根ざした昔ながらのワインにこだわる人々がいる。
そして、(わたしでも知ってる)有名ワイン評論家ロバート・パー カーから高得点をもらえるような(若い段階から飲みやすい、濃くて力強いもの)ワイン造りを世界中で実践する醸造コンサルタント、ミシェル・ロラン。彼が 世界12カ国を飛び回って、ワイン生産者たちを指導することでグローバリゼイションに拍車がかかる。その結果、どこのワインも同じような味に。
映画は彼らへのインタビューによって構成されている。

大衆が求めているものと昔ながらのこだわりは、どうして一致しないのだろうか。
みているうちに、ワインの話だと思えなくなる。

最近の映画も、ヒット作中心のラインナップとなっており、個性的な作品をみる機会が減っている気がしている今日この頃。そういうことって他にもあるよなぁ、と考えさせられてしまう。

実はこの映画には犬たちが大量に出演していて、それが目当てだった。といっても、監督が訪れるワイナリーや邸宅で飼われている犬たちを、カメラが必ずアップで映しているだけ。それでも、この犬たちが2004年度パルムドッグ賞を受賞しただけあって、どの犬もキュート!

イタリアのワイン生産者。フィレンツェのフレスコバルディ侯爵家、アンティノーリ侯爵家、フェラガモの御曹司、とハイクラスな暮らしぶりも興味深い。

シネカノン有楽町にて。(公式サイト

監督/撮影/編集:ジョナサン・ノシター

MONDOVINO  2004  フランス=アメリカ

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