« まつりはたのしい | トップページ | 『スリー・タイムズ』をみた »

『児雷也豪傑譚話』をみた

河竹黙阿弥の原作に大胆な創意を施しているそうだ。
演出は尾上菊五郎が「ハリウッド風の明快な展開を狙った、言うなればコミック歌舞伎」と説明しているそうだ。(ぴあの記事より)

蝦蟇(ガマ)、蛞蝓(ナメクジ)、蛇の妖術対決、宙乗り、だんまり、スゴい立ち回り、とおいしい要素がてんこ盛り。

序幕。悪役・大蛇丸を演じる松緑がスッポンから登場。
これがニンなのだろうか、役にはまっていて格好良くみえる。
先月の国立劇場でも悪役だったらしいけど、未見。見れば良かったかしら。
権十郎が術をかけられて悪人に変わったことを演技で自然にみせていて、ちょっと感動。
その後、合戦の場もスピーディーで良いかんじ。
でも、そこまでだった。

なんだか、流れが良くわからない。
もちろん筋は単純だからわかるけど、でも、各場面がバラバラな気がしてしまうのだ。

みどころはたくさんある。
蝦蟇、蛞蝓、蛇の対決なんて、とってもスペクタクル。着ぐるみがものすごーく良くできていて、蛞蝓なんてテカテカした質感がステキだし、蝦蟇もビョーンとはねる後ろ足がステキだし、蛇もがんばってグルグルまいているし。
そして、巫女に化けた児雷也のくだり。菊五郎と松也の女装がスゴい。團蔵のおとぼけ振りも楽しい。
最後、地獄谷での立ち回りはお見事。
太鼓などの鳴りものがバックにずらりと並ぶ。シルエットがステキ。
そして、馬に乗って菊五郎登場。やっぱり、最後に締めてくれる。

菊之助は、美しかった。でも、何か物足りないんだよなぁ。
流れにのれずに、楽しめなかったわたしです。

新橋演舞場にて。(公演情報

« まつりはたのしい | トップページ | 『スリー・タイムズ』をみた »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137003/7185492

この記事へのトラックバック一覧です: 『児雷也豪傑譚話』をみた:

« まつりはたのしい | トップページ | 『スリー・タイムズ』をみた »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

最近のトラックバック

つぶやき


2015年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

天気ブログパーツ